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@ 世界の色が変わった瞬間  ゲノム研究を動脈硬化治療に

ノーベル賞受賞の米国の学者たちからその存在を予言されていた「スカベンジャー受容体」。80年代に世界中の研究者が躍起になって探し求めていた遺伝子である。  肝臓でつくられたコレステロールは、血中にあるタンパク質と脂質が結合してできたLDLという物質により全身の細胞に運ばれるが、LDLが変性していると血管壁にたまるゴミと化してしまう。  変性コレステロールが多いと、そのゴミを掃除する貪食細胞(マクロファージ)が動脈壁にたまり、血管が詰まることに。これが脳卒中や心筋梗塞の原因になる動脈硬化である。  その動脈硬化を進める遺伝子≠ナある「スカベンジャー受容体」を発見し、動脈硬化が起きるメカニズムを分子レベル・遺伝子レベルで明らかにしたのは、当時36歳の日本人医師、児玉龍彦さんであった。  1989年9月23日。赴任先のマサチューセッツ工科大学から帰国の途にあった児玉龍彦さんは、機内で思わず歓声を上げた。これが「スカベンジャー受容体」発見の瞬間である。「世界の色が、一瞬にして白黒からカラーに変わった…そんな感じでした」その時の感動を児玉さんはそう表現した。  120週にわたり、気温4℃のコールドルームの中で牛の臓器を相手に地道な研究を続けてきた成果は、米国を離れた後、飛行機の中でようやく実を結ぶ。  その遺伝子は、飛行機の便名を取って『PJAL5』と命名された。

世界の色が変わった瞬間

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A みんなで一緒にワッハッハ!!  笑いは元気のモトでっせ!

とある信用金庫に勤務していた矢野さんは山本支店へ転勤になり、そこで支店長として赴任してきた中川政雄氏(現:オフィスなかがわ代表)と運命的な出会いをする。学生時代、落語研究会に属していた矢野さんは、職業がら真面目で硬いイメージに変身していたが、歓送迎会の席で小噺を披露し、中川氏から「君はすごいな」と褒められた。  後日、支店長席に呼ばれた矢野さんに、中川氏は「一緒に笑いを出前しよう」ともちかける。やがて彼らが提供する「笑い」は地域とのつながりをより一層密なものにし、矢野さんの業績もうなぎのぼりに。そのうち矢野さんは支店長にまで上り詰めるが、60歳で常務理事の座を潔く辞任し、夢と笑いを追いかける人生を選んだ中川氏の元へ行くことを決意した。  現在は「ユーモアコンサルタント」として「笑い」が生み出すパワーを説き、ビジネスにもたらす効果を講演して回る一方、NPO法人「お笑い研究会」を立ち上げ、老人施設などへ笑いを出前する。欧米では職業として確立しているユーモアコンサルタントだが、日本ではまだ矢野さんの他に例を見ない。  ナニワから全国へ元気を発信し、各方面にこの活動を広めていきたい…。矢野さんは今日も夢と笑いを追い続けている。

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